自分勝手な娘の介護日記

人工股関節、脊柱管狭窄症で「要支援」だった父が認知症を患って「要介護」に。 43歳の娘、77歳の父の記録。

じゃあ連れて行ってよ!!!

あけましておめでとうございます。

今年も細々と、ブログやっていきますので

ご覧いただけたら嬉しいです。

 

新年早々ですが、ちょっと遠い関係の親戚に不幸がありました。

そこで…父が葬儀に行く気満々なのですが…。

行くとなると喪服を買い換えなくてはいけないし。

汚したときのことを考えてズボンは複数。

車椅子でどこまで行けるのか。

などなど…こちらの心配事も多く。

 

もちろん近しい親戚であれば、行かなければ不義理だとわたしも思うけれど。

正直関係性も本人あやふやなのに、わたしが代理でいいでしょ?って思う。

 

「寒いからさ」とか。言葉を濁して、なんとかわたしが代理で行くことに落ち着いたけど。

あちらにも、父が認知症になってしまったのでわたしが代理で参りますと伝えたし。

 

最初に連絡をくれた叔母も「おいもが行くだろ?」と理解を示してくれたけれど。

3番目の叔父が…

父のケータイに電話してきて、どうやら「兄貴が行かなきゃダメだ」と吹き込んでる。

この叔父だけが、父の病状を理解できていない気がする。

そんなに連れていきたければ、叔父が連れてってくれたらいい。

オムツと着替えの入ったリュックを背負って。

いつ汚してしまうかヒヤヒヤしながら。

もちろん汚したらトイレに一緒に行って替えてください。

汚した場所も掃除してください。

移動には人一倍時間掛かりますから、根気よく付き合ってください。

時折何かが引き金で怒り出すけど、うまく話をそらしてください。

 

あんなことやこんなことを想定しながら、

連れ出すって難しいことだから。

 

父は納得してくれた。

わたしが代理で行くことを。

あちらも納得してくれた。

それでいいじゃない。

わたしも、もういい大人だよ。