自分勝手な娘の介護日記

人工股関節、脊柱管狭窄症で「要支援」だった父が認知症を患って「要介護」に。 43歳の娘、77歳の父の記録。

転倒と理不尽

あけましておめでとうございます。

随分と明けてしまいましたがw

もう1月も半分以上過ぎてしまいましたね。

体調崩していませんか?

新型の肺炎のニュース等も目にします。

怖いですが気を付けていきたいですね。

 

さて。

ここのところ何が変わったこと…は特にはないんですけど。

12日に父が76歳になりまして。

お祝いというか。プレゼントで日本酒をあげました。

普段は焼酎を呑ませています(最近飲みすぎだと思う)

「日本酒飲みてえな」とよく言うのですが。

体重のことや、飲みすぎるのを知っているので焼酎で。

(本音は酒もタバコも忘れやがれ!って思っていますw)

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ちょっといいお刺身と。日本酒と。ケーキを出すと

「盆と正月が一緒に来たみたいだなあ」と

嬉しそうにしていたのでよかったなーと思いました。

 

それから数時間後…

何かあった時に知らせるアラーム的なのがあるんですけど

それが鳴ったので階下に降りるとベッドとテーブルの間で

女の子座りの状態の父。

テーブルの上を見ると、日本酒の瓶(あえて1合瓶にはしなかった)が結構空いてます…

ため息交じりに「大丈夫?ひっくり返った?」と聞くと

「痛えよ痛えよ」と。

しかし腰と股関節の手術をしている父。

女の子座りでベッドに突っ伏している状態です。

テーブルを下げて、父を少し下げて

足をのばそうにも痛いと

力任せに立ち上がらそうにも父の体重は90キロ超えです。

汗だくになりながら、少しベッドにあがるも

本人は力が入らないのか泥酔なのか何もしない

90キロ超えの肉の塊をどうしろとw

 

「俺ここで寝ようかな」

わたしは構わないけどもw

 

数分格闘したのち…もうこれは力任せにぶん投げるしかないと

「あ゛ーーーーーっ!このやろーーーーー!」と叫びながら

渾身の力を込めて父をベッドにぶん投げた。

火事場のバカ力ってやつですw

息はあがり、汗だく、わたしのパジャマには尿。

床も尿まみれ。父も尿まみれ。

もう知るか!!!とそのまま寝かせた。

 

それから数時間後の深夜1時。

ベッドに入りウトウトしてきた頃。

階下からドーーーン!という音。

その後「おーーーいおーーーーーい」と聞こえる。

眠い目を擦り階下に降りると悪夢再び。

また父がベッドとテーブルの間に倒れていた。

 

ため息よりも大きな何かが溢れながら

またこの肉の塊を投げ飛ばすのか…と。

先日から痛めている左手首が悲鳴をあげ

腰も肩も痛いんだけども…

「手の力はあるんだ…」と空をつかむようなポーズをとる父に

髪を鷲掴みにされてキレそうになる。

「んあ゛ーーーーーーーーーーーっ!ちくしょーーーーーー!」と

声を振り絞りぶん投げた。

もうわたしの身体は限界です…w

 

翌朝、ほぼほぼ覚えていない父に一連のことを説明し

日本酒は禁止だと言った。

 

そしてその週の金曜日、デイサービスでも転倒したらしい。

ソファーから車いすに移動するときって言ってたけど。

まあ手に取るようにわかるよ横着したんだろうなってw

左の脇腹を打ったらしく「痛い」と言っているけど。

なんで痛いのかは覚えてないみたい。

デイサービスの人はめちゃくちゃ謝ってくれたけど。

気にしなくていいのに。

 

今朝はなかなかご機嫌が悪いみたいで

なかなかオムツ替えさせてくれなくて

お迎えに来た人(少し早く来た)を怒鳴りつけて

なんだかなーーーでした。

 

ニャーニャー鳴けばなんとかなると思ってる猫と

大きい声出せばなんとかなると思ってるジジイと暮らすわたしは

どうすればなんとかなりますかね?w

 

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