自分勝手な娘の介護日記

人工股関節、脊柱管狭窄症で「要支援」だった父が認知症を患って「要介護」に。 43歳の娘、77歳の父の記録。

毎朝のルーティーン

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出勤時間35~40分前に階下に移動。

雨戸を開け、机の上のグラスや食器を下げ洗う。

目を覚ました父と天気の話なんかをしながら片付ける。

椅子に移動した父に麦茶と牛乳を出す。

シーツや布団類は濡れているので洗濯機に放り込む。

新しいシーツに替えて、代わりのケット類を出す。

ヨーグルトや果物、パンを父に出す。

朝の薬を手渡し、ちゃんと飲んだのを見届ける。目薬をさす。

服を着替えさせる。同時におむつパンツの交換もする。

そうこうしている間にシーツ類の洗濯が終わるので干しつつ職場を開ける。

2回目の洗濯機をまわして服類を洗濯する。

 

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諦めたあの日から少なくとも9ヶ月。

このルーティーンが続いている。

来る日も来る日も。

 

そして今朝の父は、

娘:「はい上脱いで」と言えば素直に脱いでくれた。

娘:「はい。じゃーズボン脱いで」と言ったら

おもむろにズボンに手を突っ込んで

たぷんたぷんのおしっこパットだけ取り出した…

 

娘:「いや…無理無理無理無理。そうじゃない。」

急がないとテーブルにソレを置きそうだコイツ…

急いで袋を目の前に差し出した。

 

娘:「なんでそれで済むと思ったの?バカじゃないの?」と

ボソッと言ったら『うふふ』と笑った。

うふふじゃねえわ。マジで。

 

濡れたズボンや着替えた服は洗面台にひとまずぶん投げてゴミ出しに出た。

あまり声を荒げずに淡々と「作業」としてこなしているつもりだけれど。

たまに我慢ならないことがある。

そしてゴミ出しから帰ってくると、未だズボンを履かずにパンを貪る父が居た。

 

娘:「5歳児だってズボン履いてパン喰うぞ?」と言ったら

やっぱり父は『うふふ』と笑った。

 

 

 

 

 

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